スマホには液晶面に保護フィルムを装着するのが一般的ですが、最近ではスマホのガラスコーティングが注目されています。スマホガラスコーティングと言っても詳しく知らない人も多いのではないでしょうか。そこで今回はスマホガラスコーティングについて解説し、メリットやデメリット、一般的な保護フィルムの違いについても詳しく解説します。
1.スマホのガラスコーティングとは?
スマホのガラスコーティングについて、聞きなれないという方も多いと思います。スマホガラスコーティングとは、コーティング材をスマホに塗装する事です。ナノレベルサイズのガラス層を液晶に形成する事で、衝撃や汚れ、さらに気泡の心配もなくなります。
スマホのガラスコーティングに使用するガラス層は、時間が経つと硬くなる特徴があります。ガラス層の硬さは「○H」という単位で表され、施工直後であれば4H、1ヶ月後には9H以上にもなります。9Hという硬さは、ナイフの刃ほどの硬さでありプラチナなどよりも硬い状態となっているのです。
2.ガラスコーティングと保護フィルムの違いは?
スマホは保護フィルムを貼るのが一般的ではありますが、ガラスコーティングとの違いはいくつもあります。スマホの保護フィルムにもガラスフィルムがありますが、ガラスフィルムは割れやすく、落とした衝撃などがダイレクトに本体へ伝わってしまい、故障の原因にもなってしまうのです。
さらに保護フィルムの場合には装着する大変さもあります。貼る前に乾いた布で拭いてからズレないように貼らなければいけません。途中に気泡が出来てしまう事もあるでしょう。気泡が出来てしまうとせっかく保護フィルムを張っても見栄えが悪くなってしまいます。そんなストレスもなく、施工を行ってもらうだけで見た目もキレイで操作性も向上するのがガラスコーティングです。
3.スマホをガラスコーティングするメリットは?
スマホをガラスコーティングすることのメリットは多くあります。ここではガラスコーティングをスマホにするメリットをご紹介します。
3-1.触り心地が良い
スマホを利用するにあたって触り心地が良いことは、操作性のうえでも重要になります。スマホのガラスコーティングは、ガラスよりも綺麗な平面に施工できる事から指感触も滑らかで操作性を向上させられるメリットがあるのです。触り心地が良くフリックもしやすく滑らかな指の動きを実感することが出来ます。
3-2.撥水効果の高さが魅力
ガラスコーティングは高い撥水効果が期待できます。スマホによっては防水性能があるものもありますが、より耐水性が高くなると考えて良いでしょう。ガラスコーティングによる撥水効果で水を弾き、水をこぼした時などにもすぐに拭き取ることが出来ます。
3-3.抗菌効果にも期待できる
スマホをガラスコーティングすることで、スマホ液晶シールよりも抗菌効果が期待できます。ガラスコーティングは、人体に影響を及ぼす細菌やウィルスなどにも効果があると言われています。お子様にスマホを触らせる場合にも抗菌効果があると安心できるでしょう。
4.スマホのガラスコーティングをする上での注意点
スマホにガラスコーティングを施すのは、上記のように数多くのメリットがあります。ですがスマホのガラスコーティングにも、いくつか注意点があります。
ここではスマホのガラスコーティングをする際の注意点について解説します。
4-1.滑りやすく落としやすくなる
ガラスコーティングをスマホに施すことで、画面の滑りが良くなります。滑らかな触り心地はスマホを使う上では大きなメリットですが、滑りやすくなり落としてしまう可能性もあるでしょう。滑り落さないようなケースを購入するなどして、スマホをうっかり落としてしまわないような対策が必要です。
4-2.絶対に画面が割れないとは限らない
スマホのガラスコーティングだけでなく保護フィルムにも同じことが言えますが、どんなに高硬度なものを使用しても画面が絶対に割れないとは言い切れません。高硬度なものを使用しても1点に集中的に力が加わる事で、割れてしまう可能性もあります。特に角からスマホに強い衝撃が加わるとスマホの中身から力が加わり、割れてしまいます。ガラスコーティングは硬度が高いため保護フィルムよりも画面割れが起こりにくいことは確かですが、絶対に割れないわけではないことを頭に入れて、大切に扱いましょう。
5.まとめ
スマホのガラスコーティングは、ナノレベルのコーティング剤をスマホの液晶に施すことで注目されている施工方法です。撥水性の高さや抗菌効果などが期待できますが、一般的な保護フィルムに比べると装着する時のストレスを感じることなく使用する事が出来ます。
スマホのガラスコーティングは気軽に施工することが出来るので、メリットや注意点を理解して、利用してみてはいかがでしょうか。